コミュニケーションの不足はなぜ起きるのかを考えてみます。
【要因1:核家族化とフラット化した家族】
子供は子供部屋を小さいころから与えられ、家族との断絶している。マンガの本を読んでいたり、PCまたは携帯端末のゲームをしていてもわからない親が多い。
また子供のゲームなどを理解しているわけではない。
ゆえに人間は小さいころから隔絶した個人として扱われ、コミュニケーションをとる場がない
【要因2:学校は階級社会】
フラット化した家族から、階級社会の学校に移ると、どうなるでしょう。
急に先輩が登場したりして、階級が生じる。すべて先輩の言うことが正しいことになり、自分の意見が通らない。混乱を生じ、いじめの温床にもなる。
階級社会の中でどう生き延びるのかと言えば・・・素直にいうことを聞くしかない。
処世術ということでしょう。
ここで処世術を学んだものは、コミュニケーションはよくなり、
処世術を学べないものは、コミュニケーションの不足になる
【要因3:フラット化した社会生活に見えるが実は階級社会】
社会に出れば、要因2で処世術を学んでいない人はどうなるでしょう?
フラット化した社会と思う職業は実は階級社会、混乱するでしょうね。
処世術を知らないものは、携帯端末に頼り、すべて、文字に預ける。
何が正しいかも判断性を失う、そして、現実世界では精神的に追い詰められることになります。
コミュニケーションをどうするのか、課題です・・・