■ファイルシステムの基礎
通常OSを操作する上において、データを操作するということはファイルを操作することとほぼ同等の意味と解釈されます。
このため通常はデータが物理的にどのように格納されているかを意識する必要もなく、逆に意識できない作りになっています。
これはOSの機能であるデータの抽象化によってもたらされる結果です。
実際に物理的な記憶装置に格納されているデータを素で扱おうとすると、HDDのどこのセクタのどの部分とどの部分を取り出して、データをメモリ上に読み込み、メモリに格納できないものは後からまた読む・・・といった大変面倒なことをする必要があります。
現在のHDDの容量を考えてみると、テラ単位・・・という巨大なデータを格納できるような物体です。その中に入っている何かのデータを自力で探しだし、利用することは人間が行う作業として成立しないものだともいえます。このような物体に存在するデータを人間にわかりやすいファイルというものに抽象化、可視化し、データを永続的に管理しやすくするという役目を持つのがファイルシステムの基本的な考え方です。
ファイルシステムにはほかにもキャッシュメモリを利用して効果的にHDDなどの二次記憶装置を使うという機能も含まれており、Linuxではこの機能によって大きなファイルでも高速にアクセスすることが可能になっています。このようにファイルシステムは単にデータを扱いやすく管理するだけではなくH/Wリソースを効率よく利用するための機能も含まれています。
■VFS(Virtual File System)
Linuxでは全てをファイルとして扱うようになっています。これは通常のデータファイルだけではなく、HDD、CD-ROM、マウスなど様々なデバイスもファイルとして扱う仕組みになっています。
この仕組みを提供するのがVFSという仮想的なファイルシステムです。VFSは下位の物理的な媒体を抽象化し、データ、デバイスを含む全てのコンピュータリソースに対して統一的なファイルアクセスという入出力インターフェイスを提供します。これによりリソースの差異を気にすることなく、様々な対象に対して統一のアクセスを行うことができます。
さらにVFSにはファイルシステムの抽象化という役割もあり、これによってことなる複数のファイルシステムに対して透過的にアクセスすることが可能になっており、ファイルシステムの種類を意識せずに利用することができます。VFSは、プログラムからのファイルシステムの操作を固有のファイルシステムの操作に変換します。このためユーザが実行するプログラムはファイルシステムの差異を意識する必要がなく、統一的なアクセス方法で実際にはことなるファイルシステムにアクセスできます。
■マウント
通常LinuxではHDDを複数のパーティションに分割して、それぞれにファイルシステムを作成します。そして各ファイルシステムをディレクトリツリーの/(ルート)以下にマウントすることで利用できるようにしますが、このマウントという考え方は重要でファイルシステムを利用するときには必ず行わなければならない操作でもあります。
Linuxのファイルシステムはツリー構造になっていますがこの構造を木の根にたとえると、その木の根に接ぎ木をする行為がマウントになります。つまりOSから対象となるH/WをS/W的に接続する行為がマウントになります。
例えばHDDを物理的に追加したことを想定してみます。
基本的にLinuxではストレージのH/Wが認識されても、それだけではファイルシステムとして利用することができません。つまりファイルを保存したりするなどの行為ができないのです。Linux上ではH/Wの認識とファイルシステムとして利用可能であるかは別の問題であり、ファイルシステムとして利用可能にするためには任意であれ、自動であれマウントすることが必要不可欠です。
※最近ではデスクトップ環境などに自動マウント機能を活用する仕組みが導入されているので、USBメモリなどのストレージも挿せば認識、マウントが自動的に行われるためあまり意識はしなくなっているかもしれません。
このため手順としては以下のようなフローでHDDを追加することになります。
・HDDの物理フォーマット、パーティションを切るなどの作業
・各パーティションにファイルシステムを構築し、フォーマットする
・マウントポイントを指定し、ディレクトリツリーのどこかにマウントを行う
マウントできるデバイスターゲットはブロックデバイスといわれる、HDD、CD-ROMなどのストレージと呼ばれるディスクドライブです。またマウントしたデバイスの物理的接続解除を行うためには、アンマウントというS/W的接続解除の手続きを行って、物理的接続解除を行う必要があります。アンマウントを行わずに強引に物理的に接続解除をするとデータを破損する危険があります。
このようにLinuxにはWindowsなどとは異なるファイルシステムの概念があり、このシステムによってデータを効率よく管理することができるようになっています。OSの基本操作であるファイル操作は頻度の高い操作系ですが、OSごとのファイル管理の概念に沿って操作が行われます。このため通常は意識しないような仕組みの部分を知ることによって、ファイル操作の考え方をより深く理解することができます。
備考:ディレクトリ
ファイル以外のデータ管理の単位としてディレクトリがあります。ディレクトリはファイルをまとめる存在ですが、物理的なデータとしてディレクトリが存在しているわけではありません。ディレクトリはOSがファイルをまとめるために利用する論理的な存在で、様々な情報から成り立つファイル情報の集合体だといえます。このためファイル操作にはディレクトリ内にある情報が不可欠で、lsなどのファイル一覧表示機能もディレクトリの情報を利用しています。Linuxのディレクトリツリーの頂点が/(ルート)であることからも、ファイルは全て各階層のディレクトリによって管理されていることがわかります。
2013年5月23日木曜日
WebSphere Application Server for Developers V8.0 導入手順
参考となるURL
http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/library/was/was8_dev/
【手順の概要】
オフライン環境のための導入は、次の手順で行います。
準備の作業はオンライン環境で行ないます。
•準備
1.インターネットに接続できる環境でインストレーション・マネジャー、パッケージング・ユーティリティをダウンロードします。
2.パッケージング・ユーティリティを導入し、WAS V8.0開発者版導入リポジトリーをダウンロードします。
3.リポジトリーとインストレーション・マネジャーをDVDなどにコピーします。
•導入
1.インストレーション・マネジャーを導入します。
2.インストレーション・マネジャーで導入元のリポジトリーを設定します。
3.WAS V8.0開発者番を導入します。
オンラインであれば、インストレーション・マネジャーをダウンロードし、セットアップすることによって、Websphereを導入することができる。
下記は いずれもIBMから提供されている無料の開発用、Websphereである。
WebSphere Application Server for Developers V8.5
WebSphere Application Server for Developers V8.0
インストレーション・マネジャーで、1.5GB近くをダウンロードすることになるので、ネット環境は重要である。
IBM WebSphere Application Server Developer Tools for Eclipseは、
Eclipse Marketplace (「ヘルプ」 > 「Eclipse Marketplace」) からインストールできます。
このタスクについて
Eclipse Marketplace からは、最新バージョンの IBM WebSphere Application Server Developer Tools for Eclipse のみが入手できます。
最新バージョンの IBM WebSphere Application Server Developer Tools for Eclipse のインストール手順については、
下記のURLを参照
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/radhelp/v8r5/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.rad.install.doc%2Ftopics%2Ft_install_wdt_eclipse.html
http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/library/was/was8_dev/
【手順の概要】
オフライン環境のための導入は、次の手順で行います。
準備の作業はオンライン環境で行ないます。
•準備
1.インターネットに接続できる環境でインストレーション・マネジャー、パッケージング・ユーティリティをダウンロードします。
2.パッケージング・ユーティリティを導入し、WAS V8.0開発者版導入リポジトリーをダウンロードします。
3.リポジトリーとインストレーション・マネジャーをDVDなどにコピーします。
•導入
1.インストレーション・マネジャーを導入します。
2.インストレーション・マネジャーで導入元のリポジトリーを設定します。
3.WAS V8.0開発者番を導入します。
オンラインであれば、インストレーション・マネジャーをダウンロードし、セットアップすることによって、Websphereを導入することができる。
下記は いずれもIBMから提供されている無料の開発用、Websphereである。
WebSphere Application Server for Developers V8.5
WebSphere Application Server for Developers V8.0
インストレーション・マネジャーで、1.5GB近くをダウンロードすることになるので、ネット環境は重要である。
IBM WebSphere Application Server Developer Tools for Eclipseは、
Eclipse Marketplace (「ヘルプ」 > 「Eclipse Marketplace」) からインストールできます。
このタスクについて
Eclipse Marketplace からは、最新バージョンの IBM WebSphere Application Server Developer Tools for Eclipse のみが入手できます。
最新バージョンの IBM WebSphere Application Server Developer Tools for Eclipse のインストール手順については、
下記のURLを参照
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/radhelp/v8r5/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.rad.install.doc%2Ftopics%2Ft_install_wdt_eclipse.html
2013年5月18日土曜日
備考
http://dream.mods.jp/servlet500gokui/
http://aoyama-systems.blogspot.jp/
ttp://java.keicode.com/lang/variables.php
http://www.javadrive.jp/
http://www.javaroad.jp/index.htm
http://www.techscore.com/
http://www-06.ibm.com/software/jp/websphere/apptransaction/
http://www.techscore.com/tech/Java/ApacheJakarta/Maven/4/
http://www.java-kuche.org/ryukyu-u/framework.html#i17
http://si.comp.ae.keio.ac.jp/web_app_dev_material/list.html
http://aoyamasys.jimdo.com
http://aoyama-systems.blogspot.jp/
ttp://java.keicode.com/lang/variables.php
http://www.javadrive.jp/
http://www.javaroad.jp/index.htm
http://www.techscore.com/
http://www-06.ibm.com/software/jp/websphere/apptransaction/
http://www.techscore.com/tech/Java/ApacheJakarta/Maven/4/
http://www.java-kuche.org/ryukyu-u/framework.html#i17
http://si.comp.ae.keio.ac.jp/web_app_dev_material/list.html
http://aoyamasys.jimdo.com
2013年5月12日日曜日
websphere 起動方法
ミドルウェアの起動順序・停止順序は、ミドルウェア間やプロセス間の依存関係に基づいて決定します。連携している一連のミ
ドルウェアの起動作業は、バックエンド・システムから実施することが一般的です。ミドルウェアの停止作業はその逆となり、
フロントエンド・システムから実施することが一般的です。
例えば、WASからDB2やWebSphere MQを参照している場合、起動順序はDB2やWebSphere MQを起動した上でIHSとWASを起動
する流れにし、停止順序はIHSとWASを停止した上でDB2やWebSphere MQを停止する流れにします。
上記ではIHSとWASを一括りにしましたが、IHS、WASは以下のような複数のプロセスで構成されており、これらのプロセスの起
動順序・停止順序についても考慮が必要になります。
• IHSプロセス
• (IHS管理サーバー・プロセス)
• アプリケーション・サーバー・プロセス
• デプロイメント・マネージャー・プロセス
• ノード・エージェント・プロセス IHS、WASを構成するプロセスの起動は、管理する側から管理される側という順序で実施することが一般的です。停止はその逆
となり、管理される側から管理する側という順序で実施することが一般的です。
IHS、WASの起動 IHSプロセス:
起動コマンド
UNIX/Linux環境:/bin/apachectl start
Windows環境:\bin\httpd.exe -k start -n
停止コマンド
UNIX/Linux環境:/bin/apachectl stop
Windows環境:\bin\httpd.exe -k stop -n
IHS管理サーバーは、IHSをデプロイメント・マネージャーの管理対象として統合する構成において、IHSをノード・エージェント経由で管理しない場合に必要になります。主にIHSとWASを共存させない構成で使用します。
IHS管理サーバー・プロセスの起動・停止には、
UNIX/Linux環境ではadminctlコマンド、
Windows環境ではhttpd.exeコマンド(Windowsサービス)
を使用します。
IHS管理サーバー・プロセス:
起動コマンド
UNIX/Linux環境:/bin/adminctl start
Windows環境:\bin\httpd.exe -k start -n
停止コマンド
UNIX/Linux環境:/bin/adminctl stop
Windows環境:\bin\httpd.exe -k stop -n
WASプロセスの起動・停止
WASの主なプロセスには、デプロイメント・マネージャー・プロセス、ノード・エージェント・プロセス、アプリケーション・サーバー・プロセスがあります。各プロセスの起動・停止にはWASコマンド行ツールを使用します。なお、管理セキュリティー機能を有効化している環境では、各プロセスを停止する際に認証のための管理ユーザー名とパスワードが必要になります。
デプロイメント・マネージャー・プロセスとノード・エージェント・プロセスが起動している状態であれば、WAS管理コンソールからアプリケーション・サーバー・プロセスの起動・停止を行うことも可能です。
デプロイメント・マネージャー・プロセス:
起動コマンド
UNIX/Linux環境:/bin/startManager.sh
Windows環境:\bin\startManager.bat
停止コマンド
UNIX/Linux環境:/bin/stopManager.sh [ -user <管理ユーザー名> -password <パスワード> ]
Windows環境:\bin\stopManager.bat [ -user <管理ユーザー名> -password <パスワード> ]
ノード・エージェント・プロセス:
起動コマンド
UNIX/Linux環境:/bin/startNode.sh
Windows環境:\bin\startNode.bat
停止コマンド
UNIX/Linux環境:/bin/stopNode.sh [ -user <管理ユーザー名> -password <パスワード> ]
Windows環境:\bin\stopNode.bat [ -user <管理ユーザー名> -password <パスワード> ]
アプリケーション・サーバー・プロセス:
起動コマンド
UNIX/Linux環境:/bin/startServer.sh <サーバー名>
Windows環境:\bin\startServer.bat <サーバー名>
停止コマンド
UNIX/Linux環境:/bin/stopServer.sh <サーバー名> [ -user <管理ユーザー名> -password <パスワード> ]
Windows環境:\bin\stopServer.bat <サーバー名> [ -user <管理ユーザー名> -password <パスワード> ]
Windows環境では、Windowsサービスを使用してデプロイメント・マネージャー・プロセスの起動・停止、ノード・エージェント・プロセスの起動・停止を行うように設定することも可能です。Windowsサービスへの登録にはWASService.exeコマンドを使用します。
ドルウェアの起動作業は、バックエンド・システムから実施することが一般的です。ミドルウェアの停止作業はその逆となり、
フロントエンド・システムから実施することが一般的です。
例えば、WASからDB2やWebSphere MQを参照している場合、起動順序はDB2やWebSphere MQを起動した上でIHSとWASを起動
する流れにし、停止順序はIHSとWASを停止した上でDB2やWebSphere MQを停止する流れにします。
上記ではIHSとWASを一括りにしましたが、IHS、WASは以下のような複数のプロセスで構成されており、これらのプロセスの起
動順序・停止順序についても考慮が必要になります。
• IHSプロセス
• (IHS管理サーバー・プロセス)
• アプリケーション・サーバー・プロセス
• デプロイメント・マネージャー・プロセス
• ノード・エージェント・プロセス IHS、WASを構成するプロセスの起動は、管理する側から管理される側という順序で実施することが一般的です。停止はその逆
となり、管理される側から管理する側という順序で実施することが一般的です。
IHS、WASの起動 IHSプロセス:
起動コマンド
UNIX/Linux環境:
Windows環境:
停止コマンド
UNIX/Linux環境:
Windows環境:
IHS管理サーバーは、IHSをデプロイメント・マネージャーの管理対象として統合する構成において、IHSをノード・エージェント経由で管理しない場合に必要になります。主にIHSとWASを共存させない構成で使用します。
IHS管理サーバー・プロセスの起動・停止には、
UNIX/Linux環境ではadminctlコマンド、
Windows環境ではhttpd.exeコマンド(Windowsサービス)
を使用します。
IHS管理サーバー・プロセス:
起動コマンド
UNIX/Linux環境:
Windows環境:
停止コマンド
UNIX/Linux環境:
Windows環境:
WASプロセスの起動・停止
WASの主なプロセスには、デプロイメント・マネージャー・プロセス、ノード・エージェント・プロセス、アプリケーション・サーバー・プロセスがあります。各プロセスの起動・停止にはWASコマンド行ツールを使用します。なお、管理セキュリティー機能を有効化している環境では、各プロセスを停止する際に認証のための管理ユーザー名とパスワードが必要になります。
デプロイメント・マネージャー・プロセスとノード・エージェント・プロセスが起動している状態であれば、WAS管理コンソールからアプリケーション・サーバー・プロセスの起動・停止を行うことも可能です。
デプロイメント・マネージャー・プロセス:
起動コマンド
UNIX/Linux環境:
Windows環境:
停止コマンド
UNIX/Linux環境:
Windows環境:
ノード・エージェント・プロセス:
起動コマンド
UNIX/Linux環境:
Windows環境:
停止コマンド
UNIX/Linux環境:
Windows環境:
アプリケーション・サーバー・プロセス:
起動コマンド
UNIX/Linux環境:
Windows環境:
停止コマンド
UNIX/Linux環境:
Windows環境:
Windows環境では、Windowsサービスを使用してデプロイメント・マネージャー・プロセスの起動・停止、ノード・エージェント・プロセスの起動・停止を行うように設定することも可能です。Windowsサービスへの登録にはWASService.exeコマンドを使用します。
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