アジャイル型開発について
宣言などを読むと、本来、当然のことを言っているだけ
特別に難しいことは何もない。ところがドキュメント中心のIT技術者を名乗るものがいるが、この人たちには特別のようだ。
何しろ、技術者を名乗っているが、動いたものを作っていない。
ドキュメントを作るだけで、コンサルタントでも動くものを作らないものは技術者ではない
そしてアジャイルがわかっていない
厳しい言い方ですが、本来、ソフトウェアはユーザが求めるものを作り、満足させるものです。
技術者が納得するものではありません。
そのため、ドキュメントを作っても、それがユーザが理解できるものであるならば、良いのです。ですが、ユーザにはわからないものを作るコンサルタント会社があります。
専門用語を並べても、技術用語を並べようが、それはユーザが理解できるものではない。
それが原因で、ドキュメントを含めてユーザが理解できるものが必要です。
アジャイル型開発ができたのは当然の出来事です。
テスト駆動を中心としてユーザにソフトを見せることが必要です。
技術者も、専門を作る必要もありますが、広く浅く、ソフト、ハード、ネットワークを知ることが必要です。
プログラムだけで満足してはいけません。
ではアジャイル型でもスクラムが中心です。
これまでと違い、PMが、立場を変えることになり、技術者はいろいろな分野に進出する必要があります。
それに開発スピードが速くなります。途中で止まることはないです。
少し基本用語を紹介
基本的なことを先ず抑えましょう。
スクラムは反復(イテレーション)を繰り返す開発プロセスです。この反復の単位を「スプリント」と呼びます。スプリントの中身は、「スプリントプランニング」「デイリースクラム」「スプリントレビュー」「スプリントレトロスペクティブ(ふりかえり)」、そして実際の「開発作業」です。
「スプリント」は 1 4 週間の時間枠(タイムボックス)であり、予定されている機能が完成できなくても延長されることはありません。この期間内で開発チームはスプリントバックログの開発に集中し、リリース判断可能なインクリメント(プロダクト)を作り出します。
「スプリントバックログ」は、プロダクトバックログから抜き出された、今回のスプリントで追加する機能のリストを言います。スプリントプランニングでプロダクトオーナーの決めた順位と開発チームが決めた見積りの両方の情報を合わせて抜き出されます。このリストは一回のスプリントにだけ使用されます。
「リリース判断可能なインクリメント」とは、一回のスプリントにおける成果を指します。スプリント終了時にはプロダクトが動く状態であることが必要となり、これをレビューして、プロダクトオーナーが実際にリリースするかどうかを決定します。すなわち、スプリント終了時には「リリース判断可能」になっている必要があります。