10日に日銀人事が日経新聞電子版で記事となり、外国為替市場では円高になり、また元に戻る
ドル円が上下に振れやすくなっている
127円から133円前後に振れやすくなっているようだ
日銀の政策は、ゼロ金利がベース
- 米国などの金利が高いので、ドルを買う人が多い(円安傾向)
- 外国の投機筋は、日本の短期資金を借り入れて、ドルなどを購入し投機をする(円安)
- 日本の貿易収支が赤字になりやすい(ドルの購入で円安)
では、日銀がゼロ金利をやめると
- 外国の投機筋が一斉にドル売り(円高)
- 日本の輸入が増えるので、ドル買い(円安)
- 日米などの金利差が縮小し、ドル売り(円高)
日銀がゼロ金利をやめると長期金利が上昇し、国債価格は下落する
現状、国債の半分以上は日銀が所有する
下落により含み損は数兆円に及ぶが、日銀は含み損などは関係がない
金利が上がれば住宅ローンの金利が上昇し、また企業の借入金の利率も高くなる
個人や企業の支払利息が高くなる
国債の価格が下がることにより、金利が上昇し、支払利息を払う国の財政が悪くなる
数兆円以上の支払利息が増える・・・
このように、日銀の人事変更により、4月以降は、新しい総裁の下で金融は難しいかじ取りになる
そのための外国為替も上下し、日本の企業にとっては収益が外国為替相場で大きく変わりそうです
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