先日、Webニュースを読んでいると、あっと思う記事がある
これはなるほど、共感できる
職場の新人によく「報告・連絡・相談(ほう・れん・そう)を教える」という、ツイッターのとあるユーザーが、それに対して「お・ひ・た・し」で返す「ほうれんそうのおひたし」を心がけていると紹介し、大きな話題となりました。「お・ひ・た・し」の内容は以下の通りです。
「お」:怒らない
「ひ」:否定しない
「た」:助ける(困り事あれば)
「し」:指示する
そして「悪い内容でもこの点を注意してると新人さんは早めに相談してくるので対策打ちやすい」と投稿すると、「今の上の人たちってこれ全部できてない気がする」「とても大事な心得」「これ印刷して上司のデスクに貼り付けたい」といった共感の声が多く寄せられました。
私も共感する
時たまアルバイトをすると、上場会社の社員(社長賞をもらっている)でもハラスメントしかできず、指示ができない、教えないなどが多い
指示をする側で何もできない
私など、指示ではなく、私事をしているとしか解釈できない
管理職の人でも、若い人を使うのは難しいのは、指示ができないし、助けることもできない
マネジメント能力にしても低すぎる
マネジメント能力にしても低すぎる
うまくマネジメントするには
箱根駅伝の青山学院大学の 原 晋 監督や駒澤大学の 大八木弘明 監督
を参考にするとよいです
特に大八木監督は、昔風の檄を飛ばす人から、今では、「おひたし」を利用している
私など年齢が近いので、気持ちが良くわかります
若い人にやる気を出させたり、教育をするには、昔風の【ほうれんそう】ではなく【おひたし】が重要であることは明確です「お」「ひ」「た」「し」のポイントは以下の通りです。【お(怒らない)】「怒る=感情に身を任せる」行為をNGとしている点が優れています。ただし、相手のためを思って注意する「しかる」は必要です。
DNPの社員では怒り、そして、個人情報などを勝手に監視カメラがないところで見るというハラスメント及び情報セキュリティ違反事例などが見受けられます
【ひ(否定しない)】仕事をする上で、上司が部下の意見を否定する場面は少なからずあるもの。しかし、そのような場合でも、冒頭からいきなり否定するのは避け、まずは相手の意見や言葉を受け入れてから自分の意見を伝える姿勢を意識しましょう(イエス・バット法)。こうすることで、否定のニュアンスを和らげることができます。また、受け手側も「否定された」と落ち込まないことが大切。状況をネガティブに捉えない癖をつけましょう。マナーはお互い様。仮に不本意だと思うことがあっても、それをポジティブに捉えることで自身を成長させることにつながります。【た(助ける)】部下を助けるのは上司として当然の役目。しかし過剰に助けすぎると、時と相手によっては部下の成長の妨げになってしまうこともあります。「助けること」と「サポートすること」は別物。いきなり助けるのではなく、部下が悩んだり困ったりしている時は、まずサポートをしてみましょう。その結果を見て、さらにサポートをするのか助けてあげるのか状況判断するのがよいです。【し(指示する)】SNS上でも「指示がない」「適当な指示ばかり」など上司に対する不満が目立ちますが、部下は常に上司からの的確な指示が欲しいと思うもの。上司には、これに応える責任があります。しかし、部下も何でもかんでも「指示待ち」の状態になるのはよくありません。まずは、自分で考えるという自発的な姿勢が大切です。指示を受けたい時は、状況に応じて自分から上司に伺いを立て、指示を促すことが重要。この時、上司としては、部下が伺いを立てやすい雰囲気を日頃から作ってあげることが大切です。部下は「上司が忙しそう」「いつもしかめっ面をしている」「冷たくあしらわれるのが怖い」などの理由から、なかなか上手にコミュニケーションを取れないと悩んでいることも多いのです。
管理職の人は特に重要なのは、相手が話しかけやすい環境を作ることが必要です
忙しい時間であると強調する人がおおいのですが、これでは、誰も話しかけられません
事例としては、ニコン・富士ソフトの社員は忙しいといって話を受け付けません
「お・ひ・た・し」で業績改善も「これらはすべて、双方がマナーあるコミュニケーション(マナーコミュニケーション)で解決していきます。『ほう・れん・そう』のように、上司が部下にアクションを要求するだけでは一方通行であり、マナーコミュニケーションとは言えません。上司の皆様もお忙しく、ご自身が抱えるお仕事で大変かとは思いますが、社内や社外、お客様を含む全員がプラスになるよう仕事を遂行するには、マナー(=相手の立場に立つ思いやりの心)が必須。上司として、部下の気持ちや求めていることを理解してあげる深く大きな心を持つことはリーダーとしても大事なことです。マナーとは先手必勝。どちらかが先に心を開いて行動を起こしていくことで、双方に良い結果をもたらします。『お・ひ・た・し』を実践することは、上司が先手を取ることで部下からの信頼に結びつくと同時に、部下の成長が促されることで良い関係の構築、ひいては職場の空気や業績改善につながるという相乗効果が期待できるはずです」