猫を大切にしましょう。
今日はSOAのバリューです。
- ROIの向上,TCOの削減
共用,再利用可能なサービスをベースとしてアプリケーションを構築することにより,開発期間,Time To Marketを短縮し,開発コストを削減できます。これにより,ビジネス機会の損失を最小限に抑え,早期にROIを獲得することができます。また,システム間のポイント・ツー・ポイントの接続がなくなり,アーキテクチャが簡素化されますので,運用管理,メンテナンスが容易になります。 - ビジネス・プロセスの自動化
BPM(Business Process Management)機能を使用することにより,WS-BPELで定義したビジネス・プロセスを自動化できます。これにより,業務の効率化,ビジネス・プロセス実行のスピードアップが図れます。 - ビジネス・プロセス,ビジネス・アクティビティの可視化
BPM(Business Process Management)機能を使用することにより,WS-BPELで定義したビジネス・プロセスがそのまま実行され,ビジネス・プロセス・モデルとITシステムが連動するようになり,モデルと実システムとの乖離がなくなります。また,BAM(Business Acitivity Monitoring)機能を使用することで,KPI(Key Performance Indicator)などのビジネス・アクティビティをモニタリングできるようになります。 - ビジネス・プロセス
改善の容易化,スピードアップビジネス・プロセス・モデルの変更に即応して,ITシステムで実行されるビジネス・プロセスを更新できますので,ビジネス・プロセス改善の容易化,スピードアップが図れます。 - インテグレーションの容易化,スピードアップ
サービスの公開,取り込みが容易になりますので,社内,社外のシステムとの連携が容易化,スピードアップします。 - リアルタイム性の向上
マニュアル入力による連携やファイル転送を用いたバッチ連携が必要であった箇所を,リアルタイムで連携できるようになりますので,一連のビジネス・プロセスを完了するまでにかかる時間,リードタイムを短縮できます。また,リアルタイムで更新される最新のデータを参照しながら,迅速にビジネスの状況を判断し,対応できるようなります。このときBAM機能を有効に活用できます。 - 柔軟性の向上
レイヤ構成を徹底し,レイヤ間の疎結合化を行うことにより,ライフサイクルの異なる各種の要素(ビジネス・プロセス,サービス,システム,リソースなど)を入れ替えながら,ITシステム全体の新陳代謝を促すことができます。 - ベンダ・ロックインの回避
プラットフォーム,開発言語に中立なアーキテクチャを採用することにより,ベンダー・ロックインを回避できます。