2014年5月14日水曜日

ネットワーク1

◆ネットワークの構成要素

項目 内容
ノード ネットワークを構成する要素で、パソコンやスイッチ、ルータなどの通信機器
リンク ノードとノードを結ぶ論理的な線
物理的には有線ケーブルや無線電波が使われる
ホスト ネットワークを経由して他の機器にサービスを提供するコンピュータ
サーバとも呼ぶ
クライアント ホストからサービス受けるコンピュータ
端末やターミナルとも呼ぶ

◆クライアントコンピュータ型とピアツーピア型

項目 内容
クライアントサーバ型 サービスを提供する側と受ける側が明確に分かれたアーキテクチャ
クライアントがサーバに対してサービスを要求し、サーバがクライアントに返答する
例)
HTTP通信
ピアツーピア型 サービスを提供する側と受ける側が分かれていないアーキテクチャ
ネットワークに参加するコンピュータはサーバにもクライアントにもなる
例)
Skype

◆OSIモデル

階層名 正式な階層名 内容
第1層
L1
物理層 データ処理には直接関係なし
エンドシステム間の物理的な接続の開始や維持、終了のための電気的・手続き的・機能的な仕様を規定
ビットストリーム
第2層
L2
データリンク層 メディア(通信ケーブルなどの通信媒体)上でのデータ伝送を確実に行う
データの送り先は物理アドレス(MACアドレス)を使う
データはフレームと呼ばれる
第3層
L3
ネットワーク層 2つのエンドシステム(端末)間の接続と経路選択(ルーティング)を行う
データはパケットと呼ばれる
第4層
L4
トランスポート層 通信の実装の詳細に隠して、上位層にデータ通信サービスを提供するように試みる
信頼性の高い通信を実現するために、仮想回線(バーチャルサーキット)の確立、維持、終了や通信障害の検出と復帰、通信相手側のデータを溢れさせないようにするためのフロー制御機構などを提供する
データはセグメントと呼ばれる
第5層
L5
セッション層 通信の開始時や終了時などに送受信するデータの形式などを規定する。この層で論理的な通信路が確立される
第6層
L6
プレゼンテーション層 圧縮方式や文字コードなど、データの表現形式を規定する
第7層
L7
アプリケーション層 特定の目的に利用するソフトウェアの仕様を規定する