◆サーバプロセス設計
アプリケーションからSQLを受け取ると、データの取得やバックグラウンドプロセスと連携して処理を行い、アプリケーションに結果を返す。
・サーバプロセスはPGAというメモリーを使用
・PGA_AGGREGATE_TARGET:全サーバプロセスで領域を共有し、必要に応じて割り当てを行う
・メモリが安価⇒専用サーバ接続が増える
◆インスタンス設計
SGAとバックグラウンドプロセスとで構成される
・SGA設計
システム規模や処理の特性、使用するOracleデータベースの機能など⇒SGAサイズが変わる
各コンポーネントに割り当てるメモリサイズを検討
⇒自動化しても予期しないメモリ変動には対応はできない。
・バックグラウンドプロセス設計
各プロセスの機能を理解するだけで設計には影響が少ない
◆データベース設計
・制御ファイルの多重化の検討
・REDOログファイルのメンバ数とグループ数の検討
⇒ストレージの容量とも検討課題
・初期化パラメータファイルをpfile、spfileにするかの検討
・パスワード認証を許可するかどうかの検討
◆DBパラメータ設計
・データベース名、ドメイン名の検討
・ブロックサイズの検討
・キャラクタセット、ナショナルキャラクタセットの検討
⇒~記号の関係でJA16SJISTILDE
⇒ ナショナルキャラクタセットの利用は少ないが、デフォルトのAL16UTF16のほうがUTF8で利用するバイト数が減る
・アーカイブログモードにするかの検討